大阪大学大学院国際公共政策研究科
ESG-インテグレーション研究教育センター

大阪大学大学院国際公共政策研究科(OSIPP) ESGインテグレーション研究教育センター(ESG-IREC)は、「ESGインテグレーション」に関するより建設的な理解とその普及に向けた、産学連携の研究・教育及び実践を目的として2021年に始動。OSIPPが長年専門としてきた国際公共政策、労働・経済政策、国際政治、国際法、環境問題などを包括的に扱うグローバル・ガバナンスの観点から、ESGに取り組む企業とともにビジネスの成功との様々な社会課題の解決との両立・循環に向けた活動を目指しています。

研究活動

  • 企業利益を伸ばしつつ地球や人類にとってより持続可能な経済活動を可能とするような広義の「ESGインテグレーション」のビジョンを視野に入れ、具体的なESGスコアリングや企業価値分析の手法、ESG要素によるリスク・リターンの実証研究などを推進していきます。

実践活動

  • ESGインテグレーションの実践につながる企業や団体、経営者、プロジェクトなどのニーズに適った協力をします。

教育活動

  • ESG-IRECメンバー(招へい教員)を中心とした「ESGインテグレーションの理論と実践」(法学部・OSIPP修士課程)
  • ESG-IRECと日本経済新聞との共同開発科目「ESGが変える企業戦略」(法学部・OSIPP修士課程をベースに全学部・研究科修士課程に開放)
  • 須貝フィリップ招へい教授(同志社大学社会価値研究センター長)と連携で「ESG-Integration: Theory and Practice」(OSIPP修士・博士課程院生向け、英語/オンライン講座)
  • 企業と連携したプロジェクト型授業「オン・キャンパス・インターンシップ:未来の『はたらく』を考える」(全学教育推進機構)
共同代表・創設ディレクターからのメッセージ

ESGを取り巻く世界の現在

大阪大学大学院国際公共政策研究ESGインテグレーション研究教育センター(ESG-IREC)は、企業のビジネスの成功と持続可能な未来の形成に向けた課題解決の両立・好循環を実現する望ましい「ESGインテグレーション」モデルについて、理論と実践の両面から研究・教育・社会連携を推進する機関です。

概要

ESGとは

ESGとは、「環境(Environment)」「社会(Social)」「ガバナンス(Governance)」の頭文字を取ってつくられた言葉です。近年では、企業がチャリティではなく、あくまでもビジネスの本業と責任ある経営を通じて経済的なリターンの最大化と持続可能な未来に向けた社会・環境課題などの解決との両立を進めるための「ESG経営」や「ESG投資」などが注目されています。では、なぜいまESGなのか。それは、私たちがいま、世界の行く末を左右する大きな歴史の転換点にあり、ビジネスがよりよい未来を築く切り札の一つになるからです。

ESG-IREC

About Us

ESG-IRECではそのための社学連携活動の充実を目指し、統括ディレクターのもと4つの分野(PBL、学術、ビジネス、国際連携)のディレクターを据え、学際的かつ業界横断的な活動チーム体制を組んでいます。

パートナー

同志社大学社会価値研究センター

社会価値研究センター(VRC)は、2021年11月に正式に設立された同志社大学の独立研究センターです。 私たちのチームは、組織が最も重要なステークホルダーに与える価値の創造と破壊の影響力を測定、監視、評価、報告する仕組みを開発するための研究とアウトリーチ活動を行っています

ESG-IREC · OSIPP · Osaka University

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