星野俊也ディレクターが有識者として参画する内閣府の「グローバルヘルス戦略」策定プロセスで戦略の「中間とりまとめ」(案)が議論されました。
星野俊也ディレクターが有識者タスクフォースの一員として参画する内閣府の新たな「グローバルヘルス戦略」策定プロセスにかかる第4回グローバルヘルス戦略推進協議会が開催され、グローバルヘルス戦略の中間とりまとめについて審議されました。「2030年SDGs目標年に向けての我が国のグローバルヘルス戦略中間とりまとめ」と題された現行案では、本年7月から4回にわたるタスクフォースの会合での議論も盛り込んで作成されました。同案では、グローバルヘルスは、国家の平和と繁栄に影響を及ぼし、さらに⼈類社会と地球との共存という視座からも、国際社会における最重要課題の⼀つ、との認識の下、我が国として外交、経済、安全保障の観点も含めてグローバルヘルス戦略を策定し、推進することとし、特に、1)パンデミックを含む公衆衛⽣危機に対するPPR(予防・備え・対応)を強化し、ヘルス・セキュリティに資する、国際的な協⼒・協調体制(グローバルヘルス・アーキテクチャー)の構築に貢献することと、2)⼈間の安全保障を具現化するため、ポスト・コロナの新たな時代に求められる、より強靭(resilient)、より公平(equitable)、かつより持続可能(sustainable)なUHC(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ)の達成を⽬指すことを主要な政策目標として具体的な取組を検討しています。本戦略については、2022年6月に決定する方向で議論をさらに深めていきます。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/global_health/dai4/gijisidai.html