「CIFAL ジャパン」の本格始動に向けた、いわき市幹部との意見交換
(2025年1月31日)
2025年2月5日
2025年1月31日、ESGインテグレーション研究教育センター(ESG-IREC)は「国連ユニタールCIFALジャパン国際研修センター」(以下、「CIFALジャパン」)の本格始動に向けて、ホスト機関の一つとして事務局機能の一端を担う福島県いわき市の政策企画課幹部の皆さまのご来訪を受け、大阪大学大学院国際公共政策研究科(OSIPP)において意見交換を行いました。
国連システムのなかで唯一人材育成と研修事業に特化した国連訓練調査研究所(UNITAR・国連ユニタール)とOSIPPは、主にESG-IRECと連携し、ESGやSDGs、平和・人間の安全保障、多様性包摂、ユース・エンパワメント等に関する高度な研究や人材育成事業を共同で推進することを目的に、昨年の2024年12月2日に協力協定を締結しました。本協定では、国連ユニタールが世界各地に展開する「地域リーダー国際研修センター(CIFAL・シファール)」の日本初のセンターとして福島県のいわき市と同市に所在する東日本国際大学がホスト機関となって設立された「CIFALジャパン」の諸研修や人材育成プログラム等の企画・立案・実施にあたり、ESG-IRECが国際公共政策学の観点から大きな知的貢献を果たすことへの期待が盛り込まれています。
今回の意見交換では、これから活動が本格化する「CIFALジャパン」の事務局の中核的な役割を担ういわき市の市役所政策企画課の松本真紀恵課長、高木則和主幹兼F-REI連携企画官、吉田正寿氏係長及び東日本国際大学グローバル人財育成研究所のニシャート・アニーシャ講師が来校され、当センターからは、星野俊也ESG-IREC共同代表とともに有江ディアナ特任助教が出席しました。ESG-IRECとしては、地域や地方のリーダー育成のための研修センターの活動の一環として、特に子どもや若者をも含む次世代の人材育成の重要性を強調するとともに、ESGやウェルビーイングに焦点をあてたいくつかの具体的な取組の提案を行い、今後も継続的に意見交換や情報交換を行っていくこととなりました。
