Center-Supported an EXPO 2025 Osaka, Kansai Event: Learning SDGs Through Picture Books with a particular focus on Japanese Traditional Value and Culture

大阪・関西万博イベント「伝統文化からまなぶSDGsアクション:絵本で知って万博で体感しよう」を後援

(2025年6月8日)

2025年6月16日

2025年6月8日、大阪・関西万博の関連イベントとして、万博会場内において、「伝統文化からまなぶSDGsアクション:絵本で知って万博で体感しよう」が開催されました(主催:一般社団法人 全日本伝統文化後継者育成支援協会、共催:一般社団法人 持続可能社会推進機構、後援:大阪大学国際公共政策研究科ESG-IREC/絵本でSDGs推進協会/株式会社 汐文社)。子どもたちを対象に、SDGs(持続可能な開発目標)をわかりやすく、そして身近に感じながら学ぶことを目的に実施されたものです。

本イベントの企画・進行は、外務省職員として国内外でのSDGs推進に携わり、大阪大学大学院国際公共政策研究科(OSIPP)の講義にも登壇している原琴乃招へい准教授が担当しました。自身の実務経験や研究、さらには幼少期からの絵本作家としての活動を活かし、「Future in Tradition(伝統による未来)」という視点から、日本が大切にしてきた価値・知恵・行動がどのようにSDGsにつながっているか、子どもたちに語りかけました。

イベントでは、原氏の絵本『わたしがかわる みらいもかわる SDGsはじめのいっぽ』を教材に、絵本専門士の朝日仁美氏による読み聞かせが行われ、参加した子どもたちは、「もったいない」「感謝」「勇気」というキーワードを通して、自分たちにできるSDGsアクションについて思いを巡らせました。

また、OSIPPの大学院生である野邊稜介さんもボランティアとして参加し、イベント会場には日本最古の企業・株式会社 金剛組が制作した「束ね柱」が展示されていることを紹介しながら、日本企業が古くから培ってきた経営理念(関西発祥の「三方よし」)がSDGsにどのようにつながっているか等、子どもたちにわかりやすく紹介しました。

イベント会場では、万博の機会を捉えて「絵本でSDGs推進協会」がSDGsの17ゴールそれぞれに合わせて選んだ絵本(選書リストは掲載のとおり)も展示されました。イベント後も、子どもたちは絵本に触れながら、おうちや学校でどのようにSDGsについて学び行動すればよいかについて、さらに理解を深める機会となりました。

【関連資料】

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ESG-IREC

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